とある主婦の好きなもの。

ギリギリ昭和生まれのアラサー主婦が好きなものについて語っています。

劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』ネタバレ感想。

※以降は映画のネタバレが含まれますのでご注意下さい※

 

劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』

個人的には近年では一番好きかも!THE・コナン映画って感じで面白かった!

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劇場で“名探偵ヒライ”のポスターを発見!

本日早々に劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』を観に行ってきました!結婚前も合わせると9年連続での夫とのコナン映画デートです。もう23作目ですもんね…私もアラサーになる訳ですよ。正直「京極さんと園子」の映画がどのようになるのか未知数で観る前は期待と不安が入り混じっていたのですが、終わってみれば近年ではかなり好きな作品となりました。と言うかキッド関連の映画の中では個人的には一番面白かったかも。そんな訳で箇条書きでつらつらと感想を綴っていこうと思います!

※注:ここからは内容のネタバレも含まれますので、映画館で観る予定がある方は回れ右して頂いた方が良いかと思います。既にご覧の方、あるいは観に行かないけど内容は知りたいという方は引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

 

・前情報なしで観に行ったので、冒頭でレオン役が山崎育三郎さんと気付いた時に「これ多分めちゃくちゃ出番が多い役だよね?」と思いましたがさすがの演技力でした。ゲスト声優さんが「…」の時は内容に集中できなくて困ったりしますが、今回は天海祐希さんの時と同じ位違和感なく楽しめました。河北麻友子さんは確かに英語の方がナチュラルで良かったですね。

最近のコナンは新一に戻る事を軽々しく考えているように見えてモヤモヤするのは私だけですか?今回も哀ちゃんが断ったから良かったものの…。そういう意味ではキッドがいてくれると新一のターンも見せられて色々ストーリー上便利なのかもねと思ってしまった(笑)

・アーサー君(仮)の両親が留守だからってずっと行動を共にする設定はなかなか無茶がありましたわ。まぁそれも気にならない位のテンポで話が進んでいったので良かったですが。

・蘭ちゃんが“付き合ってる”となると凄い積極的なのでドキドキする(笑)新一はまたすぐにどっかに行っちゃうから傍にいる間ぐらいは…って感じなのかしら。聞き逃してたんですが新一(仮)が「おっちゃん」って呼んだのはどのシーンなんですかね?さすがにプールで水着でイチャコラしてた時は気付いてなかったんですよね?そうじゃないとキッドだと分かってボディタッチしにいく恐ろしい子になってしまう(*_*;

・京極さんと園子はホント好きだわー。園子の京極さんの為に家柄の力をフルに使う感じも好きだし、京極さんの能力も鈴木財閥にとっても有用な訳だし、純粋に想い合ってるだけでなくお互いがお互いにとって有益な部分もあって、それもひっくるめて何かいい!って思うのです。

・小五郎さんは映画になるといつもにも増して酒浸りの事が多くてかわいそう。アル中じゃね?ってレベルで飲まされてますよね。後半に一応見せ場があったものの、そろそろビシッとカッコイイ小五郎さんを見たいものです。

・コナンと哀ちゃんはどう見ても夫婦にしか見えないね!ぶっちゃけ私は新一と蘭ちゃんよりコナンと哀ちゃんの方を応援してしまうので(絶対報われない悲しみ…)、今回のやり取りも凄い良かったです。哀ちゃんが有能過ぎて惚れる。

・ストーリーや事件自体も面白かったですが、唯一残念だった点を挙げるなら「黒幕が割とバレバレだった」ことですかね。最初の方から何か怪しくて「覚醒したらこの目が開くんじゃないの~?」って思ってましたし(笑)、コナンの前でお父さんの話をし出したらもう確定って感じでしたよね。

・クライマックス後の髪を下した園子がめちゃくちゃ美人でときめいたー!何でいつもヘアバンドしてるんだろ~もったいないな~と思いますが、夫によると「ヘアバンドしてないとヒロインである蘭ちゃんが霞むから」らしいです(笑)園子は友達想いのマジでイイ女だからね。京極さんは見る目ある!末永くお幸せにだよ!

・エンディング。シンガポールをそのまま再現してたんですね!シンガポールの人はこの映画を観たらどう思うんだろう…。

・ラストシーン、蘭ちゃんがちゃんと新一の正体を見破っててホッとしました。蘭ちゃんは映画になると脚本家さんや監督さんによって全然違う感じに描かれるのが気になってるんですが、今回は“蘭ちゃんが蘭ちゃんしてて”良かったです。

・もはや一番の盛り上がりポイントになりつつある次回作予告。予想通り「赤井秀一」で来ましたね!私は正直な所赤井さんや安室さんが何であんなにキャーキャー言われるのか分からなくて(一部の“カップリング”的な意味以外でも人気があるんですよね?)何とも思わなかったんですが、映画終了後にはやっぱり複数の人が凄い喜んでました。これは来年の映画も安泰ですね。

 

…という事で、ここからは総括的な感想を。個人的に今作が面白かったと感じた大きな理由はおそらくこの2点です。

①それぞれのキャラクターにきちんと見せ場がある

キッド好きの方には申し訳ないのですが、私はあくまでもキッドは別作品の主役が出張してきた感覚なので(キッドは嫌いではないですしアニメも見てましたよ!)、キッドが映画に出てくると一番美味しい所を攫っていくのがどうにも腑に落ちなかったんです。けれど今作はちゃんとコナンが主役でしたし、キーとなるキッドも京極さんも大活躍でしたし、蘭ちゃんにも小五郎さんにもそれぞれのキャラに合わせた見せ場があって良かったです。

②ミステリー・アクション・ラブコメのバランスがとれている

コナンの映画はどんどんアクション要素が大きくなっている気がしていて、最近だと「名“探偵”コナンなのに全く推理してなくね?」なんて作品もあったので、そういう意味で今作はとてもバランスが良かったと思います。事件が起きてちゃんと推理して犯人を追い詰めて、映画ではお決まりの爆発を含め派手なアクションがあって、そしてキュンキュンするラブコメ展開がある。まさに『THE・コナン映画』の王道を最初から最後まで走ってくれたのではないでしょうか。

 

ちなみにですが、先程までこちらも映画公開週は恒例となった「アニメ名探偵コナンでの映画と関連させたオリジナルストーリー」を見てました。今回は『フードコートの陰謀』という事でコナン達がシンガポールに行っている間の少年探偵団の話でしたね。さすがに絡ませるのが難しかったのか“シンガポール料理”で濁してましたが(笑)、ちょこちょこ幽霊のように現れるコナン君が怖いし面白かったです。

 

では、今回の感想はこんな所で。ここまでありがとうございました!

※過去22作の中で私が好きな7作についても語っています。