とある主婦の好きなもの。

ギリギリ昭和生まれのアラサー主婦が好きなものについて語っています。

“ドッジボール廃止論”が話題になっているらしいのでダークな思い出を語る。

昨日ネットを眺めていたら『“ドッジボール廃止論”が話題になっている』というニュースを発見しました。それを見て過去のダークな記憶が鮮明に蘇ったので、今回は少し思い出話をしようと思います。先に私の結論を言っておくと、「ドッジボール自体には何の罪もないがドッジボールを悪用するバカはいる」という事です。

 

※タイトルの通り明るい話ではないのでご注意ください。

私が読んだニュースはこちら↑です。

カナダのブリティッシュ・コロンビア大学のバトラー教授は、ドッジボールが攻撃やカタルシスの出口として用いられていると語り、他人を利用して自分の利益を得ようとしたり、より低い地位のグループを社会の端に追いやったり、グループの多数派が標的と決めた少数派を追い回す風潮と作っているとして、教育の場での廃止論を展開。

引用元:“ドッジボール廃止論”が話題「非人間的、人間に害」(2019年6月10日)|BIGLOBEニュース

一部を引用しましたが、あくまでも『教育の場での廃止論』のようです。まあ確かにドッジボールは凄く特殊な球技ですよね。ルール自体はよくできていると思いますが、「人にボールを当てに行く」なんて結構ひどい気もします^_^;

 

で、ここからは自分語りです。以前の記事でも少し触れましたが、

私は小学5~6年生の頃にいじめられていました。いじめを仕切っているのはボスの女の子で、取り巻きの女子や指示されて一緒にいじめを行う男子が数名といった感じです。内容はよくある「無視」や「“きしょい”“ブサイク”のような陰口」や「授業中に消しゴムのカスを後ろから投げる」といったものでしたが(今考えるとホントしょうもないですね…)、私が一番苦痛だったのが「ドッジボールを使ったいじめ」でした。

体育の時間や20分休憩の時にクラス全員で『男子VS女子』のドッジボールをするのが定番だったのですが、その中で「意図的に私を狙う」事をされました。ゲームなので当てにくるのは普通なんですが、ボスに指示された男子数名が内野から外野から私を狙ってくるんですね。そこで私もカッコよく応戦できればいいんですが、

何せこちらの記事でも書いたように極度の運動音痴なので、ひたすら逃げ回る事しかできません。とするとすぐに当たってしまうのでルール通りに外野に向かう訳ですが、そこで本来“仲間”であるはずのボスの女子と取り巻きが「イエーイ!」とか言って円になって喜んでるんですよ…(笑)今でこそ(笑)とか付けて笑い話にできますが、当時は泣きそうな位惨めで虚しくて辛かった。トボトボと外野に向かいながら喜んでいる奴らを見て、「もしも今手元にナイフがあったら突っ込んで行ってたかも…」なんて考えた事もあって、そんな思考をしてしまった自分に怖くなって何年も誰にも話せなかったり。まぁそれは数年後に親に告白したら「別にそう考える位普通やから大丈夫」と言ってもらえたので自分の中でも清算できたのですが。

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ドッジボールの悪用、ダメ、ゼッタイ。

最近のいじめ事情はおそらく私の頃とはかなり違うと思いますが、もしも現在でも“ドッジボールをいじめに悪用するバカ”がいるのであれば、教育の場での廃止論は考え方の一つとしてはアリかもしれないな、と個人的には思います。皆様はどのようにお考えでしょうか。

兎にも角にも、ドッジボールを悪用されて辛い思いをしている子がいなくなる事を願うばかりです。