【九州旅行1日目】さんふらわあでの船旅。【太平洋フェリーとの比較も】
九州大好き!!
という事で夫婦での上陸は実に5度目になる九州旅行記を始めます!
結婚後の恒例行事になっているGWでの大型旅行!初年度の2015年は新婚旅行でオランダ・ドイツ・ベルギーへ7泊9日、2016年は北海道で6泊7日、2017年は東北へ5泊6日、2018年は関東甲信越辺りをぐるっと回って5泊6日と旅してきたのですが、2019年は原点回帰(?)と言う事で大好きな九州へ6泊7日となりました。と言うか4月に関西に戻る事が決まった時点で旅先を九州に決めて、家探しより先に宿探しをしてました(笑)我々夫婦はとにかく旅行に時間とお金を費やすタイプです。
そして今回は九州へは初となる“片道船旅”を決行しました。昨年の秋に初めて片道船旅をして太平洋フェリーの『いしかり』に乗ったら凄く良かったので、今度は『さんふらわあ』に乗ってみようという経緯です。2船に乗ってみての比較もしてますので、参考になれば幸いです。船旅オススメですよ!
では、前置きが長くなりましたがいよいよ旅行記スタートです!
1日目:神戸~大分
まだ平成だった4月26日。半休を取り昼過ぎに帰宅した夫とランチをした後に出発。旅行って出発前がワクワクのピークな気もする(*'ω'*)
フェリー『さんふらわあ』神戸発ー大分行に乗船
本当は「大阪ー志布志(鹿児島)」の船に乗りたかったんですが、旅行を決めた2月の時点で個室は満室だったので諦めて「神戸ー大分」に乗船。それでも狙っていた『デラックスルーム』は空きがなくて狭い二段ベッドの『スタンダードルーム』になりました。まぁ「さんふらわぁ」は乗船時間が短いので良かったですが、丸一日乗っていた「いしかり」でこの狭さだと辛いなぁという感じでしたね(「いしかり」では『1等客室』という狭めのビジネスホテルみたいな個室でした)。
19時50分発なんですが19時前頃に乗船できたので何はともあれまずは夕食へ。
食事はバイキング形式ですがどうしてもジャンキーなものが多くなるので、アラサー夫婦はあまり多くは食べられません^_^; 2000円分の元を取るのは厳しいです。
食事の後は船内をプラプラして時間をつぶします。「大阪ー志布志」ルートだと船内イベントがあったらしいんですが「神戸ー大分」ルートは残念ながら何もなし。ある時間になると「間もなく明石海峡大橋の下を通過します」とアナウンスがあり、小雨の降る中展望デッキへ。
こんな感じでライトアップされた明石海峡大橋と神戸の夜景が楽しめました。橋の下をくぐるなんて船旅ならではですよね。
その後はする事がないと夫はさっさと就寝。21時過ぎに寝られる夫が羨ましい…。私は部屋のテレビで「金曜ロードショーのコナン映画」を見ようとするもどんどん電波状況が悪くなりまともに見られず、スマホも圏外で船内Wi-Fiもほぼ機能せず、する事がないのに全く眠くならない辛い時間を過ごしました(笑)結局午前1時~2時位に寝たのかな?眠ってからは船の揺れも気になりませんでした。
…という感じで1日目が終了!ここからは太平洋フェリー「いしかり」の紹介です!
(参考)フェリー『いしかり』名古屋発ー仙台で下船
※我々が乗船した2018年10月27日の記録です。
19時に名古屋を出て翌日の16時半過ぎに仙台に着きました。ほぼ丸一日の船旅で、下船後も就寝時まで揺れてる錯覚が続いて大変でした(笑)
『さんふらわあ』と『いしかり』の超主観的な比較
最後に項目ごとに良かった方のフェリーを挙げてみたいと思います。繰り返しになりますが、あくまでも私個人の主観です。
【船室】⇒『いしかり』
これは取れた部屋のグレードの違いが大きいですが、『さんふらわあ』は広い部屋がデラックスルームだけで数が凄く少ないです。どちらかと言うと“いかに多くの人を運ぶか”に重きを置いている感じ。一方『いしかり』はビジネスホテルレベルの部屋がたくさんあるので丸一日の船旅でも快適に過ごせました。
【食事】⇒『さんふらわあ』
どちらもバイキング形式でジャンキーなものが多いです。…が、僅差で『さんふらわあ』の方が好みでしたね。カンパチのお刺身も新鮮でしたしメニューのバリエーションが豊富だった印象です。
【娯楽】⇒『いしかり』
これは断然『いしかり』です。夜と翌日のお昼に「ライブステージ」があって生演奏を楽しめましたし、私は見ていませんがシアターでの映画鑑賞もありました。
【水回り】⇒『いしかり』
どちらも「展望大浴場」と名前の付いた浴場があります。『いしかり』は確かに“大浴場”だったので気持ちよく入浴できましたが、『さんふらわあ』は乗船人数に対してとても狭かったので結局利用しませんでした。あとこれは部屋の違いの所為ですが、『いしかり』はトイレ付の個室だったので便利でした。
【船の揺れ】⇒『さんふらわあ』
『いしかり』で唯一辛かったのが船の揺れでした。立っている分には問題ないのですが、ベッドに横になると揺れが気になって寝付けず、1時間ごとに目が覚める状態でした。一方『さんふらわあ』は僅かに揺れは有るものの気になるレベルではなかったので快適でしたね。これは「太平洋」と「瀬戸内海」の違いがあるのかもしれません。
【総合評価】⇒『いしかり』
個人的には断然『いしかり』派ですね。『フェリー・オブ・ザ・イヤー』を27年連続受賞しているだけの事はあると思いました。感覚的には『いしかり』は“クルージング”で『さんふらわあ』は“船移動”と言った所でしょうか。けれど『さんふらわあ』も十分楽しめましたし、運転で気力体力を消耗する事なく優雅に目的地まで移動できる『船旅』はとても魅力的でオススメです!
1日目からやたら長くなってしまいましたが今回はこの辺で。次回、2日目は朝イチで大分に着く所から始まりますので、宜しければ引き続きお付き合い下さい!
2日目をアップしました!