とある主婦の好きなもの。

ギリギリ昭和生まれのアラサー主婦が好きなものについて語っています。

母性と妊活と夫婦喧嘩と分からない自分の本心。

“母性”は“本能”ですか?“母性本能”がないと“女”ではないですか?

“母親になる覚悟と意志”とはいつどのように生まれるのでしょうかー

 

※今回はデリケートな問題で、かつ優柔不断なアラサー女が悩んでグチグチしている話です。そしてかなり赤裸々に書いています。不快に感じる方もいらっしゃると思いますのでご注意下さい。

 

3か月ほど前にこんな記事を書きました。

今も状況は変わらず『結婚5年目・子なし夫婦』をしています。昨年の春に「もしも子供ができたら“縁があった”という事」と考えようという方向になり、避妊を止めて既に1年が経ちました。つまり一般的に“不妊”と呼ばれる定義に当てはまった事になります。結婚前に「本格的な不妊治療をしてまでは子供は望まない」と話し合った方針は今も変わらないのですが、やはり30代になり夫も私も少し心境が変わってきたのでしょうか。先日、“夫婦喧嘩”とは違うのかもしれませんがかなりシリアスな話し合いをする事になってしまいました。

上記の記事でも書きましたが、私は昔から生理不順(30日~50日周期位でバラバラ)で高温期も10日と短く、簡単に妊娠はできないだろうとはずっと思っていました。そんな中3月末の引っ越しの前後で不正出血が続いたため近くの婦人科へ行き、現状を話すと排卵誘発剤のクロミッドを飲む事をすすめられました。実はクロミッドは初めてではなくて、まだ避妊をしていた2年前にも生理不順を治すためカウフマン療法をした後にクロミッドを飲んだのですが効果はなく…それもあって「どうせ効かないのでは…」と躊躇いがあり悩んでいました。そして先日高温期になったので夫に「次生理が来たらクロミッドを飲んでみるかどうしよう」と相談した事をきっかけに何故か色々と言い争いになってしまいました。喧嘩したのが一緒にお風呂に入ってる時だったので(笑)、一旦休戦してお風呂上りに改めて話し合いをしました。

夫の気持ちとしては、「“子供が欲しい”ではなく“子供がいてもいい”レベルなのは変わらないが、周囲の人を見ていて最近は以前より“子供がいる生活”を考える気持ちが大きくなった」との事でした。これは私もほぼ同じような心境の変化だったのでいいのですが、「○○(私)は圧倒的に“母性”がない。母親になる覚悟も意志も感じられない」と言われたのがかなりショックでした。私は泣きそうになりながらも「何を持って“母性”と言ってるのか分からないけど、子供ができる前から母親になる覚悟と意志をきっちり持つなんて私にはできない。私は妊娠してから徐々に母親としての意志や覚悟、“母性”が育つものだと思ってた」と言いました。この点については「考え方の違いだから仕方ない」と平行線のまま終わったのですが、今思えば「アンタだって“父性”があるようには感じない」とか言えば良かったかしら?(笑)でも私は“父性”だって子供ができてから徐々に育つものだと思っているのでなくて当たり前なんですが。と言うか「子供がいてもいいと思う理由は?」の問いに「一緒にポケモンとかしたい」と返す夫だし…^_^;

で、結局「私が肉体的精神的に痛かったり辛い思いをするのは夫の本意ではない」らしく、私も実際そこまでの覚悟がある訳ではないので、「排卵誘発剤や黄体ホルモン補充など『飲み薬』でできる範囲まではチャレンジする。『注射』以上のステップアップはしない」という事で話がまとまりました。あ、ちなみに昨年の夏に人工授精まで対応しているクリニックに行った事があり(どちらかに明らかな不妊の要因があれば“子なしの人生”を選択しようという意図でした)、夫の精子に問題がないのは確認済みです。私もその時の検査では特に明白な問題点は確認できず、何度か卵胞チェックにも行ったのですが、やはり『ステップアップに乗り気ではない我々』と『きっちり不妊治療を行っているクリニック』では温度差があるのは当然なので、自然と足が遠ざかってしまいました。こういう優柔不断な態度は周りにも失礼だよな…と思うのですが、絶対子供が欲しい!と意気込んでいる訳ではないのでまたモヤモヤと自己嫌悪に陥ってしまいます…。

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何でごく自然に「結婚→子供」という思考になれないのか…

ごちゃごちゃ言いましたが、何より一番分からないのは『自分の本心』です。世間体も年齢の問題も見栄もプライドも全部取っ払って考えた時(そんな事は不可能なんですが)、本当は子供が欲しいのか欲しくないのかが自分でも分かりません。生理が来る度に落ち込むし、もしも子供ができたら「嬉しい」と感じるとは思いますが、同じ位に不安も感じると思います。現段階でも分かる不安要素の一つは『自分の健康』の事です。私は1年半ほど前に逆流性食道炎と診断されて、今は薬を飲んでいてほぼ落ち着いている状態です。ただでさえ「妊婦さんは逆流性食道炎になりやすい」と言われているのに、何か月も薬を飲めないのに大丈夫なのか、少しできてしまっているらしいバレット食道が悪化しないかと心配でたまりません。しかしこの事を考える度に、「母親になったら“子供を一番に”考えないといけないのに、今の段階からこんな心配をしている時点でそれこそ“母親になる覚悟”ができていない」と落ち込みます。「もしも子供を産むのが男か女か選べるなら、健康体そのものである夫に産んでもらうのに。それならもっと迷いもなく“子供がいてもいいかな”と思えるだろう」とあり得ない“IF”を考えて、そして「私はただ単に“自分が子供を産む事が怖い”だけなのでは…?」という結論に着地しそうになり、慌てて思考を打ち消そうとする…というのが最近の実情です。

何だか長い上にひたすら暗くなってしまいましたね^_^; 火曜日から生理が来て、また色々と感情が渦巻いてしまったので自分の気持ちを整理する為にも赤裸々に書きだしてみました。つーかいつも高温期は10日しかないのに今回12日もあったから無駄にドキドキしただろ!と自分に八つ当たり(笑)でも先日の喧嘩(?)のおかげで、普段は本音をのらりくらりとかわしがちな夫の気持ちが聞けたので(例え理由がポケモンでも←)、素直にクロミッドを飲んでみようと思う事ができました。ちゃんと排卵を誘発してくれるのかは微妙ですが明日からチャレンジしてみます!

 

ちなみに余談ですが、先日こんな記事を書きました。

この中で「友達が妊娠出産報告をくれない~」と書いてたら、何と約1週間後に連絡が来て「タイミング~⁉まさかブログばれてる…⁉」と一瞬焦りました(*_*; まぁ見つかってマズイ事は書いてないのでいいんですが、万が一気付いてても恥ずかしいから黙っててね…?(笑)そして来月に皆で出産祝いに行く事になったのでした。そこで0歳児と1歳児の子達に会ってくるので、きっとまた色々な感情を抱くんだろうと思っています。果たして「子供が欲しい」に気持ちは傾くのか…⁉

…と言う事で今度こそ本当に終わります。かなりネガティブで捻くれた思考なので気分を害された方がいらっしゃいましたらごめんなさい。「こんな人間もいるのね~」と流して頂けたら幸いです。暗くて長い記事でしたが、ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました!