とある主婦の好きなもの。

ギリギリ昭和生まれのアラサー主婦が好きなものについて語っています。

根っからの関西人が1年半程『愛知県』に住んで感じたこと。

私は根っからの関西人です。両親の実家も私自身の生まれも育ちも大阪なので、まさに
“生粋の大阪人”といった所でしょうか。結婚してからも近畿圏内で生活していました
が、1年半程前に夫の異動により初めて関西を出て『愛知県』にやって来ました。今回
はそんな私が愛知に住んでみて感じた事を語っていきたいと思います。

 

“ものづくりの街”で活気がある

メーカーさんが多いのでしょうか。全体的に工場が多くて街にも活気があり、従業員と
して働く外国の方も多い印象です。転勤族の方も多いのか所謂“子育て世代”がたくさん
いらっしゃって、小さいお子さんも関西にいた時より遥かに多い気がします。我々夫婦
の趣味の一つは『工場見学』なので、そういう意味でも愛知はとても楽しいです。 

上記の記事で紹介したMRJの他にも、明治なるほどファクトリー・たまごのがっこう・
トヨタ会館・ミツカンミュージアム・まるや八丁味噌・抹茶ミュージアム和く和く・
愛知ヤクルト工場…とたくさんの工場見学に参加しました。どれも良い思い出です。

普通に会話する限りではほとんど“名古屋弁”を感じない

もちろんご家庭で家族同士でお話する時は違うのでしょうが、生活していて名古屋弁を
感じる事はほぼありません。これってつまり「丁寧語で話すと標準語になる」がきちん
とできているという事です。…関西人にはできないんですよねー( ;∀;) 私としてはバリ
バリ標準語の丁寧語で話しているつもりなんですが、イントネーションに関西弁が入り
まくっているらしいです。ホントに恥ずかしい…。あ、でも一つだけ愛知に来て初めて
知った方言がありました!『~してらっしゃる』という敬語表現を『~してみえる』
言いますよね!最初は何が“見える”んだろうと思ってましたが(笑)、文脈から徐々に
理解しました。そしてこの事を地元の方に話すと皆さん「標準語だと思ってた」と仰い
ます。関西人が『押しピン』『さぶイボ』を標準語だと思ってるのと一緒ですね。

東京より“大阪”を身近に感じている方が多い

これは予想外でしたが関西人としては嬉しかったです。何かある時には東京に出ていく
方が多いのかと予想してましたが、確かに大阪の方が物理的にも近いですしね。また、
愛知の方からすると都会度は東京>名古屋>大阪なのかと思ってましたが、大阪に行く
のも「都会に出る」感覚だと聞いて少し驚きでした。けどこれがお隣の静岡になると、
途端に東京の方が身近に感じるようになるらしいですね。こういう調査は面白いです。

…とここまでは割とポジティブなお話をしました。ここからは少しネガティブな内容も
含まれますのでご注意ください。

“高速道路”が複雑過ぎて難易度が高い

何度間違えて涙を呑んだ事か…!名古屋高速・名二環・伊勢湾岸道・名神…と種類も
多ければ出入口や乗り換えも複雑で、きちんと下調べをしても間違える有様…。しかも
腹立たしいのは管轄が違う道路が多いので、一度間違えると軌道修正するのに無駄に
高く料金を取られちゃうんですよね~。地元の方は何の迷いもなく乗りこなしているの
でしょうか⁉

どのお店も“味噌煮込みうどんか味噌カツ”を推している

結局名古屋の“味噌文化”には慣れずじまいでした。決して味噌は嫌いではないですし
「赤だし」も好きですが、そんなに頻繁に赤味噌はいらないかな…というのが正直な
感想です。本当にどのお店も「味噌煮込みうどん」か「味噌カツ」を推しているのです
が、皆さんそんなにしょっちゅう食べるのでしょうか?一番驚いたのは夫が飲み会で
行ったお店で「酢味噌和えの味噌が赤味噌だった」と聞いた時です。食文化の違いは
実際に住んでみて気付いた事も多いので、すごく興味深いです。

 

細かく言えばもっともっとありますが、私が愛知に来て感じた事はこんな所です。所詮
1年半程しか住んでない新参者なので、見当違いな事を言っているかもしれませんし、
不快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。でも私はこの1年半で
『愛知県』が好きになりました。住みやすいですし、愛知県内にも周囲の岐阜・長野・
静岡辺りにも見所がたくさんあって出かけやすいのも魅力です。そしてそもそも今回の
記事を書こうと思ったのは今月で「愛知県とさよなら」する為です。再び夫の異動で
我々は関西に戻ります。

愛知県、今までありがとうございました!そしてもう少しだけ、お世話になります!

 ↑物件の内見時に頂いた「金しゃちショコラ」が美味しくて大好きです。思い出の味。

 

※引っ越しを終えてから『長久手市』の良さをしみじみ感じました。