現役一人っ子が『一人っ子』のメリットを語る。
少子化の時代に何言ってるんだ⁉と思われるかもしれませんが、ここは“好きなもの”を
語るブログです。私は私が一人っ子である事が好きなので（笑）、今回は現役一人っ子
の視点で語ってみたいと思います。
繰り返しになりますが私は一人っ子です。両親は弟か妹を作ろうとしたようですがご縁
に恵まれず、結果的に一人っ子になりました。ですが、私は自分の『一人っ子』という
境遇に幼い頃から満足していました。その理由をいくつか挙げていきます。
家族の予定が自分を中心に回る
「子供が生まれると子供中心の生活になる」とはよく言いますが、つまり一人っ子だと
自分が家族の中心になるのです。振り返ってみても私のイベント事や体調次第で家族の
予定（特に休日の過ごし方）が決まっていたように思います。「だから一人っ子は我儘
になるんだ」という声が聞こえてきそうですが、おそらくそれは人それぞれです。自分
を中心に物事が進むのは家族の中でだけ、という自覚は幼い私にもありましたし。
金銭面での制限が少ない
これはまぁ当たり前ですよね。子供の人数が増えればそれだけかかるお金も増えるわけ
ですし。私は塾も1年しか行ってないし大学までずっと公立だったのでそんなにお金の
かかる子供ではなかったと思いますが、3～4人兄弟の友達数人が「私は長女だから浪人
もできないし私立も選択肢になかった」と話しているのを聞いて、そういう問題もある
のかと気付かされました。
家族からの愛情を一身に受ける
これは良い点ばかりではないのかもしれませんが。私自身は本当に両親に愛されて大切
に育てられたと思っています。「だから一人っ子は我儘になるんだ」という声が聞こえ
てきそうですが（2回目）、この点に関しては『末っ子』にも当てはまるのではないで
しょうか。夫は二人兄弟の長男ですが、はっきり言って夫家族の弟への溺愛っぷりは
凄いです。お姑さんの子供への関心度や甘やかし具合は完全に弟＞＞＞＞＞兄なので、
嫁としては気楽でいいのですが（笑）、夫にはちょっと気の毒に思ってしまいます。
私の友達も3～4人兄弟の長女や真ん中の子が多いので話は聞きますが、やはり末っ子
の愛されっぷりは段違いみたいですね。
…とここまでは基本的に“過去の”メリットと言いますか、私の生い立ちに関わる部分
でしたが、現在進行形で一番メリットを感じている点はこれです。
一人で時間を過ごす事が全く辛くない
要するに一人遊びが得意なんですよね。一人っ子なんで、昔から“一人おままごと”や
“一人リカちゃん人形”は当たり前でしたし、それこそネットの世界が普及してからは
何時間でも一人で遊んでいられます。私は結婚して知り合いゼロの土地へ引っ越した
ので「友達できた？一人で寂しくない？」なんて聞かれたりしますが、友達はできて
ないですが一人でも全然寂しくないです（笑）もちろんこれはその人の性格の問題だと
思いますが、一人っ子だと割と耐性ができて大丈夫な人も多いのではないでしょうか。
以上、簡単ですが私の考えを述べてみました。当然、兄弟がいるメリットもたくさん
ありますし、兄弟がいないとできない経験が山のようにあるのも分かります。ただ、
「兄弟を作ってあげないとかわいそうだよ」と言われたというような話をちらほらと
聞くので、それは違うんじゃないかな…？と思い私の考える一人っ子のメリットを
挙げてみた次第です。またしても“自分語りの極み”のような記事になりましたが、ここ
までお付き合いありがとうございました！
※夫への思いや『パートナー』論を書いた“自分語りの極み”記事はこちらです。
